case
課題解決事例
成形条件改善金型設計保圧条件の最適化や最適形状のご提案により、肉厚アクリル成形時のヒケ・ボイドを解決
こちらは、弱電・医療機器向け射出成形および透明アクリルの肉厚射出成形における課題解決の事例です 。お客様は、光学部品に多用されるアクリル樹脂を使用し 、非常に肉厚な形状の成形を必要としていましたが 、アクリルは成形収縮率が大きく 、特にこのような厚肉成形においては冷却時の体積収縮に伴うヒケや内部気泡(ボイド)、さらには残留応力による光学的な歪み(偏光)が発生しやすいという極めて高い技術的課題を抱えていました
当社は、100tクラスの射出成形機を用い 、金型温度の精密な制御と事前の流動解析に基づいた保圧条件(ゲート位置や保圧時間)や最適形状をご提案することで 、ウェルドラインやショートショットなどの成形不良を徹底的に排除し 、肉厚でありながら内部欠陥のないクラックを抑制した成形に成功しました 。成形後のネジ溝や微細穴の追加工でも素材の脆性を考慮した切削条件で公差±0.01をクリアし 、さらに重要保安部品には精密な国内金型を、外装部品には海外提携工場での金型製作を提案して初期費用を圧縮しました 。成形から追加工、表面仕上げ、組立、品質保証までをワンストップで対応することで調達リードタイムの短縮と製造トータルコストの最適化を実現しており 、10個の小ロットから10,000個規模の中ロット量産まで最適な解決策を提示いたします。
