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製品事例
医療・食品向けルアーテーパー規格継手POM射出成形
こちらは医療機器および食品機械向けのPOM成形継手の事例です。
優れた機械的強度、耐疲労性、そして高い寸法安定性と自己潤滑性を有するポリアセタール(POM)樹脂を使用し、外径Φ7.6mm、長さ24mmの継手部品を射出成形にて製造しました。内部にISO594-1規格に準拠したルアーテーパー形状、外周に滑り止めのローレット平目加工を施した仕様で、1,000個から10,000個の大ロット量産に対応しています。医療や食品分野で使用されるルアー継手は、微小な寸法誤差が液漏れや接続不良に直結するため、極めて厳格な寸法公差管理が要求されます。結晶性樹脂であるPOMは成形収縮率が比較的大きく、成形条件や金型温度のわずかな変動が寸法バラツキの原因となるため、金型内部の冷却回路設計を工夫してキャビティ内の温度分布を完全に均一化しました。これにより、連続成形時における収縮差を抑え、国際規格が求める高精度なテーパー角度と内径公差を安定して維持することに成功しました。また、外周の微細なローレット形状についても、離型時の引っ掛かりによる変形を防ぐ抜き勾配を最適化しています。厳格な品質管理体制のもと、高精度な規格準拠部品を大ロットで安定供給することにより、お客様の製品信頼性向上と不良率低減によるコスト最適化を両立させました。医療・食品業界向けの精密な樹脂成形品や、収縮の大きい結晶性樹脂の寸法管理でお悩みの際は、当社の成形技術をご活用ください。