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射出成形 課題解決センター

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株式会社ヤマデン

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課題解決事例

材質転換PEEK材への置換による熱変形トラブルの解決

以前の素材では、装置の稼働に伴い温度が200℃を超えると、樹脂が軟化してしまい、設計時の寸法を維持できないという深刻な課題を抱えていらっしゃいました。熱膨張係数の違いから取り付け部に負荷がかかり、部品そのものが酷く歪んでしまうことで、装置の動作精度に悪影響を及ぼしていたのです。お客様は、この熱変形トラブルを解消するために様々な材料を検討されていましたが、高温下での「剛性」と「寸法精度」を両立できる確かな解決策を見出せずに模索されている状況でした。

当社からは、物理的性質が極めて安定しているPEEK材への切り替えをご提案いたしました。PEEKは融点が約343℃と高く、200℃を超える環境下でも荷重たわみ温度が高いため、軟化による歪みを最小限に抑えることが可能です。技術的なポイントとして、PEEKは切削加工時の残留応力が加熱時に解放され、後から歪みが生じるリスクがあるため、加工前後のアニール処理(応力除去)を徹底し、高温実用域での寸法変化を極限まで封じ込めました。その結果、お客様からは「長年悩んでいた熱変形が一発で解消した」との評価をいただき、装置の安定稼働とメンテナンス性の向上に大きく寄与することができました。

今回の事例のように、コストと性能のバランスを考慮しつつ、最適なグレードのご提案をさせていただきますので、高耐熱化や金属代替でお困りの際はぜひご相談ください。

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