result
製品事例
自動車業界向けラバー塗装製品 射出成形
こちらは、切削加工や射出成形によって製作された樹脂部品に対し、ラバー塗装をはじめとする二次加工を施した機能性部品の事例です。
材質は汎用プラスチックからエンジニアリングプラスチック、さらには柔軟性を持つウレタン樹脂まで幅広く対応しており、サイズや形状に応じた1/100mm単位の高精度な切削・成形加工を基盤としています。ロット数は試作開発向けの1個から、中規模量産に相当する1,000個まで柔軟に対応しており、主に自動車、OA機器、半導体製造装置などの精密な制御や耐久性が求められる分野で活用されています。
処理のポイントとしては、単なる外観向上を目的とした塗装ではなく、部品の用途に応じた物理的特性の付与を最優先に設計している点が挙げられます。例えば、摺動部においては、ベースとなる樹脂の耐摩耗性や摩擦係数を最適化するためにラバー塗装を施し、接触抵抗の低減やグリップ力の向上を両立させています。特に樹脂塗装においては、素材と塗料の密着性(付着性)の確保が極めて重要であり、弊社では素材の特性を見極めた上で、必要に応じた下地処理や導電・絶縁塗装の選定を行っています。加工工程と塗装工程を分離せず、設計段階から最終的な塗装膜厚(塗膜)を考慮した寸法公差の設計を行うことで、機能性と寸法精度を高い次元で整合させています。
まとめとして、本事例のような加工から二次加工までの一貫体制は、工程間のリードタイム短縮だけでなく、品質管理の責任の所在を明確にし、歩留まりの向上に大きく寄与します。特にラバー塗装のような特殊な機能付与が必要な部品において、素材選定から加工、表面処理までをトータルで最適化したいエンジニアや購買担当者様にとって、弊社は技術的根拠に基づいた最適なソリューションを提供いたします。仕様が確定していない構想段階からでも、使用環境に応じた最適な仕様をご提案させていただきます。