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製品事例
食品用樹脂部品
こちらはPOM(ポリアセタール・青)素材を使用した食品工場生産ライン向け部品の加工事例です。材質には、優れた機械的強度や弾性率、高い耐衝撃性を備え、さらに食品業界で異物混入対策(目視や画像センサーによる識別)として強く推奨されるブルーカラーのPOMを採用しています。製品はライン内をスムーズに稼働させるための軸受けやスライド部品などの機械構造部品であり、高精度なマシニングセンターや旋盤等を用いた切削加工によって製作いたしました。稼働頻度が高くコンタミネーションを嫌う食品設備の重要保安部品として、安定した品質管理のもとで製造しています。
本製品の製造における技術的難所は、POMの優れた摺動特性と耐摩耗性を最大限に活かしつつ、食品工場特有の環境変化(洗浄時の温度変化や水分接触)に耐えうる優れた寸法精度を確立することでした。POMは吸水率が低く寸法安定性に優れたエンプラですが、複雑な削り出しを行う際には切削熱の管理やクランプ応力の残存によって、製品に微細な歪みが発生することがあります。この課題に対し、これまでに蓄積した豊富なノウハウをベースに、材質に合わせた最適な加工方法・加工手順を採用することで、高精度な仕上がりを実現いたしました。
切削加工にとどまらず各種成形、曲げ・接着・溶接、さらには図面がない現物からの採寸・図面化にいたるまでプラスチック加工全般に一貫対応しております。食品機械や自動化ラインの樹脂部品製造でお困りの際は、ぜひご相談ください。