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課題解決事例

装置・自動機設計 移動式作業台車の設計・製作で複数拠点・複数装置への投資集約を実現

お客様は複数の工場・複数の生産ラインを運営されており、それぞれで設備の清掃・洗浄・補助作業を実施する必要がございました。しかし、各拠点・各ラインに専用の固定設備を設置すると、投資コストが嵩む・設置スペースを取られる・使用頻度が低い割に保守の手間がかかる、という課題を抱えていらっしゃいました。「1台で複数拠点・複数装置を回せる移動式の仕組みが欲しい」とのご要望でしたが、汎用品では液種・配管口径・搬送条件が合わず、専用設計が必要な状況でした。


まず実際に使用される拠点を巡回し、各装置の配管口径・接続位置・床面段差・通路幅・搬入経路を実地調査するところからご提案・実施いたしました。「現場まで運べる」を成立させるには、装置スペックだけでなく、その装置を運ぶ動線まで含めた設計が必要となるためです。

そのうえで、ポンプ・フィルター・配管・電磁弁等を1台の台車に集約し、キャスター付きで人力で現地まで運べる、移動式の作業台車を設計・製作することをご提案いたしました。複数拠点での共通運用を見据え、配管接続インターフェースを統一規格化し、現地装置側へのアダプタも併せて設計することで、「台車を運んできて接続するだけで使える」運用を実現しております。

液種に応じた耐薬品仕様(アルカリ洗浄液対応など)、フィルター交換性、ポンプの脱着メンテナンス性、現地での緊急停止スイッチ位置など、運用視点での細部仕様もご提案・反映いたしました。実績として、化学繊維製造工場向けの洗浄用ポンプ台車・アルカリ洗浄台車、半導体製造工場向けの吊り上げリフター(半導体装置のポッド抜き出し作業を簡易的に代替する移動式設備)などをお納めしております。

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