POINT
設計のポイント
通信タイムアウト監視によるフェールセーフ設計
解決できる課題
通信途絶時の暴走・誤動作防止
実現したい仕様・課題
上位PCや他のPLC、リモートI/Oとの通信でデータや運転指令を授受するシステムでは、ケーブル断線やノイズ、相手機器の停止により通信が途絶した場合、最後に受信した古い指令のまま動き続けてしまい、危険な状態や不良品の連続生産につながる懸念があります。
設計のポイント
通信相手と定周期で更新するハンドシェイク用カウンタ(生存確認データ)を設け、一定時間更新が途絶えた場合に通信異常と判定して、出力の安全側停止・アラーム報知・自動復旧時の再開条件確認を行うフェールセーフ処理を組み込む設計とすることで、通信途絶時にも設備が安全な状態で停止するシステムを実現します。
関連する設計のポイント
動作指令後のタイムアウト監視による機器異常の早期検知
立ち上がり検出(パルス化)による1回限り処理の確実な実行
出力条件の一元化による二重コイルの排除
手動/自動モード切替と手動操作時の安全条件設計
ラッチ(停電保持)デバイスの適切な使い分けによる停電復帰対策
位置決めユニット活用によるサーボ・ステッピングモータ制御
高速カウンタ機能によるエンコーダパルスの確実な取り込み
非常停止回路のハードワイヤード化による安全性確保
異常検知・アラーム履歴管理機能の実装
アナログ入力の移動平均フィルタとスケーリング処理
状態遷移管理(ステートマシン)によるシーケンス制御の構造化
タッチパネル連携によるパラメータ外部調整
デバイスコメント・ラベル活用による可読性向上
ファンクションブロック(FB)化による開発効率・保守性向上
インターロック回路による機器破損・事故防止
自己保持回路によるON/OFF操作の確実な状態保持