POINT
設計のポイント
動作指令後のタイムアウト監視による機器異常の早期検知
解決できる課題
機器の動作不良の早期発見
実現したい仕様・課題
電磁弁やシリンダなどのアクチュエータは、エア圧低下・配管詰まり・機器の劣化などにより、指令を出しても正常に動作しない場合があります。異常に気付かないまま次工程へ進むと、ワークの破損や不良品の発生、装置同士の干渉など、より大きなトラブルへ発展する懸念があります。
設計のポイント
電磁弁の開指令など、アクチュエータへの動作指令を出力した後にタイマで経過時間を監視し、一定時間が経過しても動作完了を示すセンサ入力(開状態の確認信号など)が得られない場合は異常と判断して、装置の停止とアラーム報知を行う設計とします。指令と動作結果を常に照合することで、機器の動作不良をその場で検知し、トラブルの拡大を未然に防ぐことができます。
関連する設計のポイント
立ち上がり検出(パルス化)による1回限り処理の確実な実行
出力条件の一元化による二重コイルの排除
手動/自動モード切替と手動操作時の安全条件設計
ラッチ(停電保持)デバイスの適切な使い分けによる停電復帰対策
通信タイムアウト監視によるフェールセーフ設計
位置決めユニット活用によるサーボ・ステッピングモータ制御
高速カウンタ機能によるエンコーダパルスの確実な取り込み
非常停止回路のハードワイヤード化による安全性確保
異常検知・アラーム履歴管理機能の実装
アナログ入力の移動平均フィルタとスケーリング処理
状態遷移管理(ステートマシン)によるシーケンス制御の構造化
タッチパネル連携によるパラメータ外部調整
デバイスコメント・ラベル活用による可読性向上
ファンクションブロック(FB)化による開発効率・保守性向上
インターロック回路による機器破損・事故防止
自己保持回路によるON/OFF操作の確実な状態保持